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01
デザイン性
木組みの美しさ
アップルピンシステム(APS 工法)は、金物が表面から見えない内蔵型です。併せて、金物工法では対応が難しいKD材にも対応していますので、日本の伝統的な木造建築の木目あらわし等、美しい仕上がりも表現出来ます。また、より強い構造は吹き抜けや、大きな空間を可能にし、ライフスタイルや家族構成に伴う生活の変化にも柔軟に対応出来ます。
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構造計算
時代が求めるニーズに対してもアップルピンシステム(APS 工法)は、公的機関で行った性能証明試験結果からその耐力が実証され、壁量・N 値計算方法から許容応力度計算まで、構造計算で建物の強度を明確にする事が出来ます。
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02
耐震性
木痩せ対策
地震や木痩せによりボルトが緩むと、10%以上の耐力低下が起きるという実験結果が出ています。集成材であっても数年の間に1〜2㎜の木痩せが生じます。本来ボルト接合は鉄骨造の概念から生まれたもので木造建築には適していませんが、アップルピンシステム(APS 工法)は緩み止め機能により繰り返しの振動、地震などの揺れによる緩みを防ぎます。
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断面欠損を減らす
木造における接合部は材から材へ力を伝達する重要な役割を持っており、建物の強度や変形を抑える核になる部分です。しかし、在来工法では木材を接合するために切り欠かなければならず、断面欠損が多く、その結果、木材の強度は低下してしまいます。アップルピンシステム(APS 工法)は、木材の断面欠損を従来より大幅に減らし、強度低下を防ぎ、木材本来の力を活かしています。
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耐久試験
アップルピンシステム(APS 工法)は、アップルピンを柱・梁の中に納めて耐久性を強化しています。安全性面でも、国が指定する国土交通大臣指定確認検査機構にて性能試験を行い、耐震性、耐久性に優れた製品で有る事を証明しています。更に、構造計算で建物の強度を明確にすることが出来ます。
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features
03
耐久性
防火
火災時におけるアップルピンシステム(APS 工法)は木材の中心に金物が配置されているため熱の影響をあまり受けません。木材が燃える時に表面に形成される炭化層が、木材内部への酸素供給を制限し、断熱層として機能することで、延焼を遅らせます。木材が火災の熱から金物を守り、強度低下の発生を防ぐため、倒破を遅らせ、避難時間を確保し、消防活動の危険性を減らす事が出来ます。
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気密
アップルピンシステム(APS 工法)は、在来工法や金物工法に比べ、ヒートブリッジの影響を受けにくい工法です。金物は熱を伝えやすく、在来工法や金物工法では、露出した金物がヒートブリッジにより結露を起こす場合があります。結露は金物のサビ、カビの発生による木材の腐れといった不具合の誘発要因となります。アップルピンシステム(APS 工法)は金物の露出を少なくし、ヒートブリッジの影響や貫通スリットを無くすことで階層間の空気の流れを 抑え気密性や断熱性の低下を防いでいます。
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04
エコ
国産無垢材
日本では、断熱性能に優れ、木目の美しさや調湿性能に優れた杉や桧が永きに渉って木造建築に使われてきました。しかし、昭和30年からの木材輸入自由化により、わずか10年で木材自給率は50%以下になり、現在では25%まで落ち込んでいます。アップルピンシステム(APS 工法)は今までの金物工法で対応が難しかった国産無垢材にも対応し、日本気候風土に合った国産材、県産材の利用価値を高め、森の循環型再生を促しCO2 削減にも貢献します。
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輸送コスト減
金物工法は現場に構造材を搬入する際、工場で金物を取付けて現場に搬入するのが一般的です。そのため在来工法に比べ梱包がかさ張ってしまい、輸送コスト増になってしまいます。アップルピンシステム(APS 工法)は金物を取付け後も在来工法と同等の材積にする事が出来ますので、輸送コストの削減が可能です。
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CO2削減
アップルピンシステム(APS 工法)は、金物の小型化による省資源化を図り、効率の良い梱包輸送が出来ます。それにより製造、輸送過程でのCO2 排出量の低減、更に木材の積極的利用の推進と材料の再利用及び次世代建築の環境作りを推進しています。
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05
品質管理
世界特許
アップルピンシステム(APS 工法)は国土交通省主宰の助成事業に3年連続で採択された実績を持っています。また、住宅等の安全性の向上に資する技術開発のカテゴリに採択された事で、優れた技術を認められ世界各国でも特許を獲得しています。
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- 日本
特許番号:第4999618号 - ヨーロッパ連合
特許番号:2228550 - 中華人民共和国
特許番号:ZL2009 1 0128731.3
プレカット工場
アップルピンシステム(APS 工法)の優れた性能は高い加工精度、品質管理で生まれます。
構造材は日本全国にありますAPS 工法認定プレカット工場で、ミリ単位の精度で加工され、高い品質の元、お客様にデリバリーされます。
また、アップルピンシステム(APS 工法)の導入をご検討のプレカット工場様には、在来軸組のプレカットマシンのカスタマイズと専用CAD またはプログラムの追加で可能ですので、設備投資が必要最小限に抑えられ、低コストで導入実施出来ます。
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06
施工性
アップルピンシステム(APS 工法)は、従来の在来軸組工法に近く、接合部に仕口を使い、梁を掛けて組み上げていく工事が基本です。基本構造でボルト・ナットを使用しないのでガタが出にくく引き寄せも締付トルク管理も簡単です。また、設置は、梁を掛けてからの作業のため現場の職人さんにとっても、安全で違和感の少ない作業です。
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