柱(はしら)・梁(はり)
柱、梁、筋交いといった構造材は、建物の骨組みになる部材で、荷重や建物にかかる力に耐えて、剛性と強度を与えます。
一般的に”在来工法”と呼ばれる”木造軸組工法”の場合、梁―梁、梁―柱の接合にはボルト&ナットを使用します。
経年劣化により接合部(ボルト&ナット)が緩んでしまうと、構造自体の剛性が損なわれます。
ボルト&ナットが緩んでしまう要因の主なものとしては…
2.振動
振動が加わる原因としては以下の2点が考えられます。
➀ 地震や台風による振動(災害による振動)
➁ 生活振動や道路から伝わる振動(平時の振動)
ボルト接合部に継続した振動が加わると、摩擦により接触部分が変形し、隙間ができ、緩みが発生します。
構造材の接合部が緩んでしまうと、地震や台風といった外力を受け、構造の変形余地 (層間変形角)が大きくなってしまいます。
層間変形角が大きくなればなるほど、鉛直方向の荷重に耐える力は損なわれます。
すなわち倒壊しやすい構造となります。
骨組構造は住宅完成後は簡単には
補強手直しはできません
転ばぬ先の杖として
耐震座金タイトニックをご指名ください。